コブラの愛銃

■ コブラってあのコブラだよ ■

寺沢武一の「コブラ」というマンガの、あるエピソード。
＃ かなーり曖昧な記憶をもとに書いてみる

ある悪党は、捕まえた敵や裏切り者の手下に、潜水服を着せて水の中に沈める。 その状態では見えるものも聞こえる音もなく、あらゆる感覚が遮断された状態になる。 普通の人間が長時間その状態に置かれると、精神が持ち堪えられず、最後にはその悪党の操り人形の廃人になってしまう。
＃ 本当にそうなるかどうかは知らないけど、
＃ そのエピソードの中ではそういうことになってたと思ふ

で、この悪党に捕まって水に沈められたコブラ。 廃人になったコブラは、自分の愛銃を握らされ、自分の相棒を撃つように命じられる。 まるで自分の意志を持たないかのように、いわれるままに引き鉄を引くコブラ。 しかし、その銃には実は弾丸が込められていなかった。 悪党はコブラが本当に廃人になったかどうかをテストしたのだ。

もうダメなのかコブラ？ って、案の定ぜんぜんダメじゃなかったりするわけなんだけど。

コブラの強靭な精神力は過酷な状況にも持ち堪えていたのだった。 では、正常な意識を保っていたにもかかわらず発砲をためらわなかったのはなぜか？ 実はコブラには、愛銃を手に持ったときの重さで、弾丸が入ってないのがわかっていたのだ。 イカスぜコブラ！

■ そんなことできるかい！ ■

と思いつつ、カッコいいんで印象に残っていたエピソード。 自分でも密かに真似て、ＣＤケースを手に持っただけで中にＣＤが入ってるかどうかを当てるというのをやっていたりして（笑） これが結構当たるんだな。

ところが先日、あるＣＤで珍しく間違えてしまった。 そこで、その間違えた原因がそのＣＤにあるのか自分自身にあるのかを調べてみよう！ ということで、そのへんにあったＣＤを対象に、ＣＤとケースの重さを量ってみました。 使った秤があまり正確じゃないけど、大体の感じはわかるかなと。 ケースは歌詞カードやパンフを込みで量ってます。 三方背ボックスは抜き。

その結果が下の表。 並びは「ケース/合計」の比率が小さい順です。

■ あーやややややっやっややっ ■

その当て損なったＣＤというのは、実は松浦亜弥の「T・W・O」でした。 ぜんぜんフツーじゃん（笑）

まあ、コブラにはそう簡単にはなれそうもねえな (^^;