CDの感想とか

最終更新日: 2003/04/19

Simon & Garfancle「Simon and Garfunkel's Greatest Hits」

がんばって音楽きこうとしてないっつーか、そういう生活送ってないからね、 洋楽なんてのはなんかキッカケがないとあんまし“出会い”がないのよね。 まーそれは別に洋楽に限らないんだけど、洋楽は特にね。

サイモン&ガーファンクルは最近復活ライブがニュースになったんで、 「そういえばこの人たちのCDを一枚も持ってないな」 ということで買った。

いいとか悪いとかって別にないんだよなあ。 好きだから買ったっつーわけじゃないと、あんましマジメに聞かないのよ。 それに、オレの英語力じゃマジメに聞いたって、何を歌ってんのかさっぱりだしね。 なんとなく流しといてなんとなく雰囲気を楽しむって感じ。 あと「ああ、この曲知ってる」とか「これ知らない」とか。。。 いいじゃん別に。

こういうのは結局“なんとなく馴染むかどーか”でふ。 馴染めばしばらくは聞くし、馴染まなかったら1週間もすりゃ死蔵状態。 そんでお金もったいないから、なおさら洋楽にはお金使わなくなるんだよなー。

[2003/03/03]

Venessa Williams「The Comfort Zone」

ずいぶん前に「save the best for last」目当てで買ったやつ。 これの場合のキッカケは、「痛クナタラ、スグ『セデス』」ってCMで使われてたのと、 相田翔子がカバーしたバージョンを聞いたらなかなかよかったのと、両方かなあ。

いやーこの曲好きだな。 メロとか雰囲気とか、もっちろんヴォーカルも含めて、全体的になんとなく(笑) 何を歌ってるんのかなんてのは例によってさっぱりなんだけどさ (^^;

他の曲は、なんというか、わりとどうでもいい感じ。 でも聞くときはなぜか、一曲集中リピートじゃなくて最初の曲から順に流してんだよね。

[2003/03/04]

コーネリアス「ファースト・クエスチョン・アワード」

小山田の歌詞には「〜だろう」が多いよーな。 と、このCDを聞いてると思う。 特にこのCDで多いだけのことかな? なんだか知らないけど、予測したり同意を求めたりばっかし。
きっと断定的に語るよーな歌は歌いたくないのだろう。
やわらかく説得していくタイプだろう。
言い切った言葉の嘘分かるだろう。
月の夜には物語を語り出すだろう。
# 予想通りの文章展開だろう

そいや娘。の歌には「〜しよう」つーのが多いなー。 歌詞の語尾を見てくだけでも、なんかこう傾向の違いとかわかるかもな? って思ったけど、そんなの既出に決まってんなあ、と気がついたんで終了。

[2003/03/05]

コーネリアス「69/96」

えーと69と96の間にあるのはイナズママーク。 これは好きだなー。買った当時はリピートしまくってた覚えあり。 特に「MOON WALK」好き。

ぼくの背中に生えてきた〜黒く大きな翼〜♪
他のも好きだけどね。 ちなみに、このCDでは「〜だろう」は数回ってとこかな?減ったなー。

このCD、意味もなく96トラック入ってんだよねー。 最後のトラックがおもろい。

お寺の和尚さんが叩いていたのは
木魚♪木魚♪木魚♪木魚♪
んでもってtrfの曲からメロをまんまパクってたりして(笑) でも、そこまでの途中のトラックは (^^;

[2003/03/06]

Eric Clapton「Time Epieces - The Best of Eric Clapton」

せっかく買った洋楽CDを死蔵しちまうって話をちょい前に書いた。 邦楽か洋楽かは問わないんだけどね。洋楽のほうが確率高いかなと。

そんなCDの代表的なのをいっこ探してみた。 いやーすごいのがあったね。買ったってことすらも、もうカンペキに忘れてた。 エリック・クラプトンのベスト盤。このCDにはもう全然馴染めなかった。 試しに今聞いてみたけど、やっぱし1曲めからダメ。タルイ。 この人の曲といえば「Change The World」とかは好きなんだけどね。

日本語盤用の解説を読んでみると「渋い」とか「哀愁」とかって書いてある。 そういうのが好きな人は好きなんだろうな。 オレみたいに嗜好がお子様な人にはわからないってことかな。

[2003/03/07]

サザン・オール・スターズ「さくら」

ろくに聞かないまま死蔵しちまうCDの枚数って、 絶対量でいえば洋楽より邦楽のが多いはずなんだよね。 買うCDの枚数つーと圧倒的に邦楽が多いんだから、これ当然。 んで、邦楽の即死CDもちょい探してみたれす。

いやー、このサザンの「さくら」も買ったことすら忘れてた一枚だね。 最後に買ったの「Young Love」だと思ってた。 んでも、基本的にサザン好きなんだよねー。 「HAPPY!」3枚組も持ってるし。
# あのハッピは一度も着ないままどっかいっちまったけど(笑)

最近のオレにはサザンはあんまし引っかからない。 なんでかなあ?と考えてみるに、 サザン自体がどうこうってより、オレのほうが変わったからなんだろな。 たぶん年齢的にサザンのストライクゾーンつーのがあるんだよ。 サザンの歌の世界まっただなかの年代だったり、それを懐かしく思える年代とか。 オレはそこからはたぶんちょい外れてるんじゃねーかなー? それにねー、 最近オレにとってはどのCDでも大抵“なんかするときのBGM”に なっちまってて、あんまし真面目に歌詞とか読んだりしなくなってるし。 要するに、“どっぷり浸って聞く”ってのがない。

まーね、韻の踏み方がおもろいとかメロが好きとかギミックが楽しいとか、 なんとなく耳に入れてるだけでもそれなりに引っかかるとこはあるはずなんだけど、 そーゆー聞きかたでは「さくら」は引っかからなかったつーことかな。 オレ的にはね。

[2003/03/09]

Kool & The Gang「Everything's Kool & The Gang: Greatest Hits & More」

買ったのいつだったかなあ。10年以上前? いやー、これはリピートしたねー。

ライナーノーツによると、 クール&ザ・ギャングはもともと60年代にジャズバンドとして始まって、 その後R&B方面にシフトしてったんだそーでふ。 このCDは88年に発売されたベスト盤で、ちょうどその頃にボーカルが 交代して仕切り直して新曲もいくつか出したっつータイミングだったみたい。 んで今はどーしてんですかね。知らねー。。。

と、まークール&ザ・ギャングそのものへの興味はハムより薄いんだけど、 このCDに入ってる曲はそれぞれ結構好き。 歴史が長いバンドのベスト盤だけあって、バラエティにも富んでいるし。 最後に入ってる「Celeration」はめでたいときの定番曲だって。 そーいわれてみるとどっかで聞いたことあるなーなんてね。

[2003/03/10]

Misia「Marvelous」

これ何回かしか聞いてないと思ふ。 今あらためて聞いてみると、たぶんバックトラックが気に入らなかったのが その理由なんじゃねーかなー。 ほとんどの曲にスクラッチとか入ってんだけど、なんかねえ、 「いまさらそんなレコードこすってんのが面白いか?」って感じ。 アレンジとかがもっとフツーだったら、ちょい印象違ったかもねー。

その前の「Mother Father Brother Sister」は 結構好きで、かなーりリピートしてたんだけどねー。 アレンジとかをムリに黒くしようとしてないし、スピード感がある曲も適当に まじってるし、今聞いてもこっちのが好き。

[2003/03/11]

Chumbawamba「Tubthumper」

これ買ったのは、ハヤリに乗っかったパターンかなあ、、、?

“出会い”は確か、知人に一回勧められて試聴したんだったと思う。 1997年つーたらもう6年前だねー。 当時それなりに気に入って聞いて、ほどほどにリピートしたとこで 飽きて終わったって感じ。まーモトは取ったかなーと。

[2003/03/12]

より子。「gap」

インディーズ盤。6曲入り。

まず表題曲の「gap」は、矢口ANNとか聞いてると途中で流れてたりする曲ね。 だもんだから既に結構耳に馴染んじまってるってのもあって、まーいいかなーと。 メロもキャッチーで、まー好きかな? 押韻をもーちょいがんばってくれたらたぶんもっと好き。

「Life」は、日常のある風景を作詞者の視点から切りとったって感じ? 歌の合間に「メール」「エンコー」「オヤジ」とかなんとかってボソボソ つぶやくのが入るんだよね。 この意図としては、たぶん作詞者にとっては馴染みのある風景の断片を、 キーワードとして聞いてる人に投げかけて、ちょい暗めのリアリティを 作り出そうつーことかなーとか思うんだけどね(←意味不明) むーん、オレにとっては面白くもなんともない世界なんだよなあ。 「ネタ職人としてはつんく♂のほうがうまいね」ぐらいの感想しかないなあ。

「清らかな毒」は、オレ的には感情表現がトゥー・マッチなんだよねー。 受けつけないつーか、聞いててキツイ。

「なくなった小さな森」は、サビんとこで歌とピアノが同じメロをなぞってるのが あんまし面白くないなーと思った。 んでも、ライブで弾き語りとして聞いたらフツーにいいかもしんまい。

「鳥」と「I love meの子守唄」は、あんまし引っかからなかったでふ。 よくも悪くも。

ありゃ、なんかケナしてばっかしだな。 いやでも「gap」は気に入ったんで、お金出して買って損したーとかは ぜんぜん思ってないんだけど。

[2003/03/13]

Tokyo No.1 Soul Set「Triple Barrel」

1995年のCDだから、もう10年近く前だなー。 えーソウルセット。3人組。もう解散したそーなんだけど。

ビッケ:ラップ担当。
この人のラップは何かスゴイことゆってるよーで、実は何をゆってるのか さっぱり意味不明だったりする。 いっこいっこのフレーズは耳にひっかかるんだけど、全体通して意味を つかもうとすると、なんだかよくわからないんだよね。 倉橋由美子の「ポポイ」を思い出してみたりして。

「例えば、神、私、宇宙、意識、存在、生命、真実、自由、永遠、 (中略) これらの言葉の任意の組み合わせは、 本来情報としては無に等しい綿飴のようなものだとしても、 人は自分の体験に照らして、 時にはそこから無限に豊富な情報を読み取ることもあるものだ」 云々。
って、そこまで極端に意味不明じゃないんだけど、ちょい近いものはあるかなー。 言葉の羅列を音として聞いてる分には結構おもろい。

渡辺トシミ:ボーカルと、ギター他の楽器担当。
ソウルセットが他のラップチームと違ってたのは、この人がいたってとこ。 この人のボーカルはふつーに好きだったな。 えーちなみに、ちはる(ウンナンの「やるならやらねば」のミモーね)のダンナで、 ワイドショーでは青年実業家として紹介されてたのは新宿だか原宿だかに お店を持ってたからじゃなかったかな?ワインのCMに夫婦で出てたよね。

川辺ヒロシ:DJ担当。
だからトラックはこの人が作ってるんだと思うけど、音だけ聞いてる分には どこまでが川辺でどこからが渡辺の演奏なのかよくわからねーとこもあんだよなあ。 んーまあ、でもトラックはたぶんこの人の仕事だと思ってていーんでしょー。 「JIVE MY REVOLVER」は、同時期のスチャダラの「5th WHEEL 2 the COACH」と イントロが全くおんなじなんだけど、あれはどっちかがどっちかをパクったのか 「せーの」で一緒にやったのか、どうなんだろな。 どっちにしろ、元ネタは全然違うとこのサンプリングなんだろうけど。

んでソウルセットのCDって何枚か持ってるけど、他のはほとんど“即死”で、 この「TRIPLE BARRELはかなーりリピートしたねー。 1曲めの「黄昏’95」とか、かなり好きだったね。 今あらためて聞いてみてもやっぱし好きだね。

[2003/03/14]

スチャダラパー「5th WHEEL 2 the COACH」

タイトル曲を含む12曲入り。 これはもーマスターピースっすよ。

95年以来、「サマージャム’95」は夏の定番だね。 だらっとした感じがいいっつーか。 暑さで元気出ないときってこの曲のライムが頭をよぎるんだよね。

あと「ジゴロ7」はすんげー好きで、Y板にも書いたことがある。 でもこれ今読むと、自分で読んでも何がいいたいのかさっぱりわからないなあ。
# つーかあのトピまだあったのか (^^;

[2003/03/15]

「カバー・モーニング娘。!」

モーニング娘。のいろんな曲を海外のいろんなアーティストがカバーするという よく考えると企画意図がよくわからない企画モノCD。 いろんな人が名を連ねていらっしゃるわけなんだけれども、 オレが知ってるのってシャカタクとヴァネッサ・ウィリアムスだけだったりして。

じゃあなんで買ったのかつーと、やっぱしヴァネッサ・ウィリアムスかな。 「Save the best for last」に化けたかもしれない「I WISH」にちょい期待して しまったりなんかしてね。

実際聞いてみると、正直期待はずれだったんだよなあ。 アレンジはまさに期待通り「Save 〜」っぽいんだけどね。 「I WISH」って、サビんとこのメロは結構ぶつ切りなんだよね。 コーラスであいの手が入れることを前提にして作ったんじゃないのかあ。たぶん。 だから、メインボーカルだけだと、なんか妙にさびしいつーかつまらない感じ。 音と音の間がスカスカな印象になっちまう。

つーことで、 これは歌ってるヴァネッサ・ウィリアムスがどうこうってことじゃなくて、 これはメロとアレンジの相性の問題だと思った。

[2003/03/17]

ユニコーン「The Very Best of Unicorn」

スラングでそういうのがあるらしいんだけど、 アメリカとかのミュージシャンが自分の楽曲のことをshit(糞)って呼ぶんだって。 「今度のオレのshitはいかすぜ」みたいな感じで使うのかな? んなわけで、このCDのジャケ裏に描かれてる 山盛りのウンコ“UNICORN'S SHIT”つーのも、たぶんそーゆー意味なんでしょー。

オレが持ってるユニコーンのCDは、これ以外だと「服部」だけ。 2枚比べてみて、ネタっぽさが多めなのは「服部」のほうかなあ。 一方こっちはベスト盤だから、バラードからコミックソングまでいろいろ 幅広く取り揃えつつも、一発ネタみたいな曲はなし。 まー前から知ってる曲とか今でもときどき耳に入ってくる曲とか結構多いし、 とっつきやすいのはこっちのほうかな。 実は、オレが買ったのもこっちが先で「服部」は後だったりして。

「すばらしい日々」は名曲だと思いまふ。 あと、「大迷惑」の言語感覚は好きだなー。 あの「シュビドゥバー♪」とか「Hey, it's a beautiful day♪」とかは 一体どっから出てくんだろね(笑)

[2003/03/26]

「銀河英雄伝説 音楽編」

アニメ映画「銀河英雄伝説 ―わが征くは星の大海―」のサントラ。 中身はぜんぶクラシック。

これの原作は「銀河英雄伝説外伝1」ね。 物語の時間の流れの中では、本編が始まる直前あたり。 えーといま調べたら「第4次ティアマト会戦」だと。

主役のラインハルトは、この戦いで戦果をあげて、大将から上級大将に昇進するわ、 ついでに下級貴族から伯爵に上がって苗字もかわるわと快進撃が始まる。

その最大の敵にして実は作者の代弁者でもあるヤン・ウェンリーは、 原作の「外伝1」では実はほとーーんどまーーったくといっていいぐらい出番がない。 ところが、この映画ではなぜか原作じゃありえねーよーな活躍をしてる。 まー面白いから許す(笑)

映画のOPはマーラーの交響曲第3番第1楽章。 出だしだけが使われてるだけなので、このサントラにもそこだけが入ってるんだけど、 これがすごくいい。

それから、クライマックスの戦闘シーンで使われてるラヴェルのボレロ、 これはもう使い方がすばらしい! ジワジワと盛り上がっていく曲にあわせて戦況が移り変わり一気に決着、 その様子がもう感動モノ。

[2003/03/27]

「銀河英雄伝説 サントラ音楽集」

あらためて見ると、“サントラ音楽集”って変な言葉だなあ。。。

さて、 「わが征くは星の大海」は「銀河英雄伝説」の最初のアニメ化だったわけなんだけど、 このあと、本編が週刊のOVAシリーズになったり、他の外伝もOVAになったり、 本編冒頭の「アスターテ会戦」は再アニメ化で「新たなる戦いの序曲」って映画に なったりした。 なかなか人気あったんですな。

んで、本編のOVAシリーズは4期にわかれてた。 このCDは、その第1期のサントラに当たりまふ。 第2期以降のサントラもあるはずなんだけど、持ってない。 2枚買ったらもういいやって感じだったんだよね。

このCDは、全部クラシックってわけじゃなくて、OPとEDの歌モノが2曲、 それから「同盟国歌」に「帝国軍軍楽曲」と、計4曲のアニメ用新作も入ってる。 まーこのへんの曲はそれなりにアニメに合ってていい感じ。 OPとEDなんかは結構口ずさんでたりしたね当時。 でもねー、OPが英語なんだよねー。帝国軍側の視点に立った歌なんだから、 ドイツ語にしてほしかったねー。そうなったらオレ歌えねーけど (^^;

マーラーの交響曲第6番「悲劇的」も入ってるけど、かなーりかったるい。 もうヌル過ぎ。 アニメでBGMとしてこの曲が使われてる場面つーのは、 同盟のローゼンリッターが帝国のイゼルローン要塞に殴りこむっつー 緊張感があふれまくりのはずの場面だったにもかかわらず、 なーんか妙に眠かったのをよく覚えてる。 んで、「ものは試し!」と思って、ショルティ指揮の「悲劇的」を買って 聞いてみたら、これがすばらしい。ビシバシとキてた。 つーわけで、クラシックって指揮者が違うと全然違うんだなーと感心した、 最初の体験がこれれした。

ちなみに、本編OVAでヤンの出番が終わったあと、どういうめぐり合わせか、 ヤンの声をあててた富山敬さんが亡くなったりして、なかなか悲しかった。
# ただオレ的には富山さんといえば古代進なんだけどね

[2003/03/28]

「Gundam Singles History」

ファーストガンダムからZZまでの主題歌・挿入歌を集めたCD。

「翔べ!ガンダム」「永遠にアムロ」池田鴻
すんげー有名なあのOPと、これまたすげー有名なあのED。 ながいけんが「ファンロード」の別冊で「燃えやがーれー♪」ってやってたのは 今思い出しても笑える。 歌手の池田氏は故人だそーで、、、合掌。

「シャアが来る」堀光一路

いまはいいのさすべてを忘れて♪
って、歌声があんましシャアっぽくないんだよなー。

「きらめきのララァ」「いまはおやすみ」戸田恵子
マチルダ少尉の声をあててた戸田恵子が歌うガンダム挿入歌。 戸田恵子って、いまでは「ショムニ」とか三谷作品とかの出演者として 知られてるよーな感じだけど、ガンヲタ的にはやっぱし“マチルダさん”らしい。 しかし、この歌はしょーじきムリがあると思うぞ。

「砂の十字架」「スターチルドレン」やしきたかじん
映画3部作の「I」の挿入歌。 富野ソーカントクが谷村新司の「昴」を大好きだそーで、依頼してできたのが 「砂の〜」なんだそーな。そういわれるとそれっぽいなあ。 しかしなー、当時のガンヲタってやっぱし若い年齢層が中心だったはずで、 その人たちにとってはただ単に“地味な曲”だったんじゃないでしょーか。

「哀 戦士」「風にひとりで」井上大輔
映画「II」の挿入歌。 「哀 戦士」は悪くないんだけど、映画の中での使いかたがまずくって、 イントロだけを何度も聞かされてる感じなんだよねー。惜しい。

「ビギニング」「めぐりあい」井上大輔
映画「III」の挿入歌。どっちもいい曲だと思うなあ。しみじみ。 井上氏も数年前に故人になったね。合掌。

「Z・刻をこえて」「星空のBelieve」鮎川麻弥
名前は“あゆかわまや”ではなく“あゆかわまみ”と読む。為念。 「Zガンダム」前半のOPとEDね。 OPは正直あんまし好きくない。 EDは、なんか部分的に早口言葉みたいな歌なんだけど、明るくてさわやかで ちょっと切ない感じがいい。これ一時期かなりリピートして聞いたなあ。。。 鮎川は前番組「エルガイム」後半のOPから続投。あのOPはよかった。

「銀色ドレス」「水の星へ愛をこめて」森口博子
かつてものまねクイーンとして名を馳せた森口博子が歌う、「Zガンダム」の 挿入歌と後半OP。 「銀色ドレス」は、カミーユの駆るガンダムmkIIがロケットに乗って 地球を離脱するっつー名場面で使われた“名曲”ってことに なってるらしいんだけど、、、オレ的にはそんなに好きな曲じゃないなあ。 あの場面はすごくよかったけどね。 フォウがカミーユに自分の名前を好きかどうか質問して、カミーユが 「好きに決まってるさ。自分の名前じゃないか」 とかなんとか答えるくだりとか。

「アニメじゃない」「時代が泣いている」新井正人
「Z」に引き続いて放映された「ZZ」の前半のOPとED。 秋元康の作詞による「アニメじゃない」は、多くのアニヲタにとっては “かなりふざけた歌”として記憶されてるらしいんだけど、、、 ごめん、オレはかなり好き(笑)

「サイレント・ヴォイス」「一千万年銀河」ひろえ純
「ZZ」後半のOPとED。 オレ的にはどーでもいいでふ。

[2003/03/29]

「サイケガンダム 〜逆襲のフォウ〜」

ガンヲタとして有名だった池田貴族プロデュースによる、 ガンダムOP・EDリテイク集。 この時点ですでに池田鴻は故人だったんで、池田貴族が代わりに熱唱。 んでも、このあとすぐに池田貴族も故人に、、、合掌。

曲の合間に「Z」のフォウ(CV:島津冴子)が出てきて 「ああっ頭が痛い」 とかゆってる。 でも、収録曲は別にフォウをフィーチャーもんでもなんでもないんだよね。 これはたぶん、CDのタイトルと一緒に思いついたネタなんだろな。 あんまし意味はないみたい。

ジャケのイラストでは北爪弘幸による妙に巨乳なフォウが拝めるので、 フォウ好きな人はお店で見つけたら一回手にとってみましょー。

えーと、収録曲そのものについては特になにもゆーことない。 サイケとかっていわれてもピンとこねーし。

[2003/03/30]

鮎川麻弥「メルティングポイント」

「エルガイム」「Zガンダム」「ドラグナー」とサンライズロボットアニメの OPやEDを歌ってた鮎川麻弥の、そこらへんの歌を集めたCD。

「エルガイム」後半OPだった「風のノーリプライ」と、 「Zガンダム」EDだった「星空のBelieve」はかなり好き。 この2曲だけで延々リピートして聞いたもんだね。

ちょっと歌いかたにベタっとしてるとこがあるんで、 バラード系だと聞いててつらい感じがするんだけど、 テンポのいい曲ではあんまし気にならない。

[2003/03/31]

「今夜は“ラップ”ダヨネ」

1995年、世間的には「Jラップブーム!」とかいわれてた頃に出た、 そのへんの曲を集めたオムニバスCD。 レコード会社の関係で選曲が偏ってるぽいけど。

とりあえず「今夜はブギーバック」と「DA.YO.NE」は入ってる。 「ブギーバック」って、世間的には小沢メインの「nice vocal」のほうが よく知られてるんじゃないのかなあ。 このCDに入ってるのはスチャダラがメインの「smooth rap」のほう。

他にもいろいろ入ってて、まあまあバラエティに富んでて、 たぶん企画意図としては万人向けのラップ入門編てとこなんだろうね。 でも実際聞いてみると、なーんか場違いな感じの曲もいくつかあったりして、 このCDが本当にラップの入門編としていいかどうかってのはちょい疑問なんだけど。

でもまあ、 これだけバラエティがあれば、誰にとっても何曲かは当たりがあるだろうから、 とりあえず買っちゃう人にもそれなりに満足できるんじゃないでしょーか。 “出したお金相応”って感じ。

[2003/04/01]

ECD「ホームシック」

これも1995年。 ECDは日本のヒップホップ界では兄さん格らしい。
# どうやら本名が「石田」なんで「ECD」みたい

「今夜は“ラップ”ダヨネ」に入ってた、ECDの「マテリアルラブ」って曲は、 なかなか好きだったんだけどねー、 このCDはどっちかつと“即死”に近い感じ。 何回かしか聞かないまま死蔵してしまったなあ。 今あらためて聞いてもあんまし引っかからないし。

「今夜はブギーバック」のアンサーソング(ほとんど替え歌)っつー 「DO THE BOOGIE BACK」もこのCDに収録されてる。 なんでも印税はぜんぶ小沢とスチャダラのとこにいって、 ECDのところには一円も入らないそーだ。 ECD本人いわく「ヒットのご祝儀」なんだとか。

翌年に出た「東京ヒップホップガイド」って本によると、このCDは 「2万枚売れたんだけど、制作費に200万しか使ってないから、すごい儲けが出た」 って話。 もちろんこの「儲け」ってのは、ECD個人の儲けじゃなくて、 レコード会社の儲けってことだろうけどね。 とにかく「こういう世界もあるんだな」ってのがすごく印象に残ったエピソード。

[2003/04/02]

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