今をときめく松浦亜弥のファーストアルバム。去年の元旦発売。
大晦日に「紅白歌合戦」に初出場して、その翌日に発売なんだから、
こりゃもう完全に宣伝効果を狙ってやってたんだろうなあ。
まーそれはとにかく、
中身的にはよかったね。オレ的にはハズレなし。
今年の「T・W・O」よりこっちのがよかったぐらいで。
つんく♂はいよいよネタ切れかなあって感じの頃にこれが出たんで、
「なんだまだまだいけるじゃん」て感心したね当時。
「ドッキドキ!LOVEメール」
松浦のデビュー曲。
つんく♂ってこういう“新しい季節への期待感”みたいのは結構
うまい気がする。松浦のボーカルにも初々しさが残っててマッチ。
「トロピカ〜ル恋して〜る」
シングル2曲め。なめとんのかって感じのタイトルだなあ。
雰囲気的には1曲めの続編っぽい感じがする。でも1曲めのがいいな。
TVの歌番組で歌うとき、セリフがカラオケに入ってるもんだから、
ステージ上の松浦さん所在なげ (^^;
「オシャレ!」
少し背伸びをしてる少女を歌った歌。松浦器用だなーと思った。
「100回のKISS」
シングル4曲め。
デビュー前から歌ってて松浦主演ミニドラマの主題歌にもなってた。
だからデビュー前にレコーディングしたバージョンもあるんだけど、
シングル化のときにリテイクしたそーな。
オレこの曲好きだなー。これだけ延々リピートしてても飽きねーぞ。
名曲!ってオレは思うんだけど、世間的には初期松浦の名曲といえば
「LOVE涙色」のほうらしい。
「絶対解ける問題 X=♥」
えー松浦シャウト。
ところで、なんかこういうプロットの映画あったね。
「キューティブロンド」だったかな。見なかったんでよく知らないけど。
「笑顔に涙」
“青春”とかゆー言葉を安易に使うのはつんく♂のよくないクセだと思う。
つーかオレは好きくない。ちょい照れくさい言葉をストレートに使うのが
いいと思ってやってるのかどうか知らないけど、オレ的にはなんとなく、
いろんな事柄の説明を既成の言葉で片付けちまおうって態度に思える。
大げさにいえば“表現上の怠慢”ね。
「LOVE涙色」
シングル3曲め。「紅白歌合戦」で歌ったのコレだったね。
内容としては“逆LOVEメール”なのかなあ。
「そう言えば」
震える心をそのまま表現したかのようなボーカルがイカスです。
「S君」
ボーカルがイカスですパート2。
「私のすごい方法」
歌を全部聞いても結局“すごい方法”がなんなのかはわからないんだけど、
このタイトルはつかみバッチリだなあと思った。
「初めて唇を重ねた夜」
ボーカルがイカスですパート3、、、まではいかないかな?
アルバム全体の雰囲気から考えるとちょい重めにしすぎたよーな感じもするけど、
曲順で最後において締めくくりにするのにはちょうどいいのかなあ。
[2003/03/21]
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