著作権にかんする判例集最終更新日: 2005/10/10 |
マジメな判例集はそれ専門のWebサイトで探してもらうとして (^^; |
Under construction.まだ自分用メモのレベル。 採用基準テキトー、順番テキトー。 各リンクの下に書いたコメントには誤解があるかも。 でもとりあえずまあいいかなってことで公開。 |
Memo判例を見るとよくわかることなど、いくつか。 このページにも著作権一般のページにも書くつもりはあるんだけど、まだ手がまわってない。 この機会にちょいと書いとこうかなっと。 “早くちゃんとしたページにする”というプレッシャーを自分自身にかける意味でも(笑)
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■ 「超時空要塞マクロス」著作権 ■
H15. 1.20 東京地裁 平成13(ワ)6447 著作権 民事訴訟事件 著作者は総監督、しかし映画の著作物について著作権の帰属を定めた著作権法29条にしたがって、著作権は原告(竜の子プロ)へ。 |
■ 「超時空要塞マクロス」キャラデザ著作権 ■
H14. 2.25 東京地裁 平成13(ワ)1844 著作権 民事訴訟事件
H14.10. 2 東京高裁 平成14(ネ)1911 著作権 民事訴訟事件
1.外注した仕事の著作権は自動的には発注元のものにはならない。 |
■ 「ゴーマニズム宣言」 ■
H11. 8.31 東京地裁 平成09(ワ)27869 著作権 民事訴訟事件
H12. 4.25 東京高裁 平成11(ネ)4783 著作権 民事訴訟事件
1.「適法な引用」として、複製権の侵害は認められなかった。
最高裁判所 H16. 7.15 第一小法廷・判決 これは著作権ではなく名誉毀損に対する謝罪請求についての裁判なんだけど、一応続いてるから参考までに。 小林氏は「脱ゴーマニズム宣言」の著者を「ドロボー」と呼んだ。 しかし、裁判では複製権侵害は認められなかったからこれは真実ではない、ということは名誉毀損にあたるのでは? (“事実の摘示”による名誉毀損が免責されるには、その事実が真実であることの証明が必要だから) この問いに対して「名誉毀損にはあたらない」という答えを出したのがこの判決で、一番肝心なところだけを引用すると、 【要旨】法的な見解の表明それ自体は,それが判決等により裁判所が判断を示すことができる事項に係るものであっても,そのことを理由に事実を摘示するものとはいえず,意見ないし論評の表明に当たるものというべきである。 つまり「あいつはドロボーだ(=複製権を侵害した)」は“事実の摘示”ではなく“意見・論評”であるということ。 んで ある事実を基礎としての意見ないし論評の表明による名誉毀損にあっては,その行為が公共の利害に関する事実に係り,かつ,その目的が専ら公益を図ることにあった場合に,上記意見ないし論評の前提としている事実が重要な部分について真実であることの証明があったときには,人身攻撃に及ぶなど意見ないし論評としての域を逸脱したものでない限り,上記行為は違法性を欠くものというべきであり,仮に上記証明がないときにも,行為者において上記事実の重要な部分を真実と信ずるについて相当な理由があれば,その故意又は過失は否定される つまり“意見・論評”そのものには真実であることの証明は必要なくて、その“意見・論評”の前提になっている事実の重要な部分について真実と信じるだけのレッキとした理由があればよい。 |
■ 「心霊(サイキック)」 ■
H 7. 7.31 東京地裁 平成04(ワ)5194 著作権 民事訴訟事件
H10. 7.13 東京高裁 平成07(ネ)3529 著作権 民事訴訟事件 ある映画に対してビデオ化やテレビ放映のためにトリミングやCM挿入をしたことについて、同一性保持権侵害が争点の一つになった。 |
■ 「どこまでも行こう」 ■
H12. 2.18 東京地裁 平成10(ワ)17119等 著作権 民事訴訟事件
H14. 9. 6 東京高裁 平成12(ネ)1516 著作権 民事訴訟事件 わりと有名なんで一応。 |
■ 「ときめきメモリアル」メモリカード ■
H 9.11.27 大阪地裁 平成08(ワ)12221 著作権 民事訴訟事件 わりと有名なんで一応。 |
■ 「ときめきメモリアル」続編18禁ビデオ ■
H11. 8.30 東京地裁 平成10(ワ)15575 著作権 民事訴訟事件
1.勝手にキャラを複製・翻案したので著作権侵害。 |
■ 「タイガーマスク」続編 ■
東京地裁平成5年(ヨ)第2538号著作権侵害差止仮処分申請事件 独自のストーリーとキャラからなる続編だったけど、翻案権の侵害。 |
■ 小児歯科学の教科書 ■
H14. 7.16 東京高裁 平成14(ネ)1254 著作権 民事訴訟事件 同一性保持権の侵害はとられたが、その利用の仕方にかんしては「名誉・声望を害する利用行為」とはされなかった。 |
■ 「パックマン」パクリ ■
H 6. 1.31 東京地裁 平成04(ワ)19495 著作権 民事訴訟事件 「パックマン」のパクリゲーは著作権と著作者人格権の侵害。 |
■ 「妻たちはガラスの靴を脱ぐ」 ■
H 5. 8.30 東京地裁 昭和63(ワ)6004 著作権 民事訴訟事件
H 8. 4.16 東京高裁 平成05(ネ)3610等 著作権 民事訴訟事件 書籍を無断でTVドラマ化したために、翻案権および同一性保持権の侵害に。 |
■ 「キャンディ・キャンディ」 ■
H11. 2.25 東京地裁 平成09(ワ)19444 著作権 民事訴訟事件
H12. 3.30 東京高裁 平成11(ネ)1602 著作権 民事訴訟事件
H12. 5.25 東京地裁 平成11(ワ)8471 著作権 民事訴訟事件
H12.10.17 東京地裁 平成12(ワ)9551 著作権 民事訴訟事件
H12.12.26 東京地裁 平成11(ワ)20712 著作権 民事訴訟事件
H14. 5.30 東京地裁 平成11(ワ)20392 著作権 民事訴訟事件 Yahoo! Japan - 政治 > 法 > 裁判 > 個々の事例 > キャンディ・キャンディ著作権裁判 すごく有名なんで一応。 |
■ 大河ドラマ「春の波涛」 ■
H 6. 7.29 名古屋地裁 昭和60(ワ)4087 著作権 民事訴訟事件 わりと有名なんで一応。 |
■ 「サザエさん」電車 ■
S51. 5.26 東京地裁 昭和46(ワ)151 著作権 民事訴訟事件 わりと有名なんで一応。 |
■ 「ポパイ」 ■
H 4. 5.14 東京高裁 平成02(ネ)734等 著作権 民事訴訟事件 わりと有名だったよーな気がするので一応。 |
■ ライダーマン ■
S52.11.14 東京地裁 昭和49(ワ)5415 著作権 民事訴訟事件 有名かどうか知らないけど一応。 |
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