「新宇宙戦艦ヤマト・新たなる旅立ち」 |
【前口上】 |
これは、Yahoo!掲示板の「『新宇宙戦艦ヤマト』アニメ化を考える」トピで もし自分が「新ヤマト」第1話の続きを書くとしたらどうなるかという遊びをやってて書いたプロットです。 第1話の続きなので第2話以降は無視。 「新ヤマト」の設定を踏まえているので「さらば」「ヤマト2」以降もなかったことになってまふ。 ただし、部分的に「新ヤマト」第2話以降や昔のヤマトシリーズ作品をなぞってるとゆーかパクってとこアリ。 |
【第1話のおさらい】 |
あらすじ
時に西暦3199年。
そんな中、 地球連邦軍の観測データから、原因は 移動性ブラックホールであると判断された。 |
注目のポイント
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【で、ここからがオリジナル】 |
敵はガミラスか
移動性ブラックホールは、急速に成長しながら、まるでそれ自体が意思を持つかのように太陽系への直線コースをとっていた。
だが、 バラン星がある。この時代、バラン星はすでに地球連邦にとって外宇宙における重要な拠点の一つとなっていた。 # だから輸送船団もその宙域にいたわけ 移動性ブラックホールを放置することは、バラン星という拠点を失うだけでなく、バラン星を中心に展開された地球連邦勢力圏にいる人々の死活問題となる。
しかも、 千年前に滅んだはずのガミラス艦隊に酷似していた・・・ |
ヤマト発進
事態を重く見た地球連邦軍は、移動性ブラックホール調査のための調査隊を組織することを決定した。 宇宙戦艦ヤマトへ集結せよという謎のメッセージを受け取った・・・
謎のメッセージに導かれ、今はもう使われていないはずの海底ドックに赴いた古代進32世は、そこで静かに眠る千年前の宇宙戦艦「ヤマト」を発見し、自分と同じように導かれてきた他の乗組員の子孫たちと出合った。 ヤマトに揃ったところで、再び彼らが受け取ったメッセージによると・・・
千年前に任務を果たしたヤマトは、有事に備えて「ヤマト保存計画」に基づいて軍のトップシークレットとして保存されてきた。
しかしなぜ、かつての乗組員の子孫が集められたのか。 |
移動性ブラックホール
先発した調査隊は、移動性ブラックホール手前の宙域で、ガミラスそっくりの敵艦隊から攻撃を受けていた。 ヤマトの救助活動もむなしく、調査隊の生存者を見つけることはできなかったが、回収したデータによると驚くべきことがわかった。移動性ブラックホールとは真っ赤なウソで、実は巨大な腐食性ガス体にすぎなかったのだ。
なぜ、ガス体がブラックホールに見えたのか。 地球はだまされている・・・ |
反逆者集団・ヤマト
ヤマトがこれに気づいたときはすでに遅かった。 ヤマトは裏切り者に仕立て上げられてしまった。あの伝説のヤマトが裏切った、という心理的な効果も計算されていたのだ。
地球では、軍をあげての大規模なヤマト討伐隊が組織され、バラン星方面に向けて発進した。 |
バラン星攻略
討伐隊との衝突を避け、汚名を晴らすには、地球からの討伐隊が到着する前にバラン星のデータ中継システムを押さえなくてはならない。 反射衛星砲だった。
反射衛星砲は波動砲に比べて射程が長い代わりに威力が劣り(※)、特に発射地点から離れるほど水中での減衰率が高いことは、かつてのヤマトとガミラス冥王星前線基地との戦いからわかっていた。
死角のない反射衛星砲の砲撃を受け、傷つくヤマト。
こうしてヤマトは、バラン星の基地を制圧し、データ中継システムを占拠することに成功した。 |
※ ガミラス冥王星前線基地司令シュルツのセリフによると 「威力は勝るが射程は劣る」 なんだけど、、、どう見ても逆のよーな気がするので、ここでは逆にしといた。 |
ヤマト保存計画
基地に降りたヤマトに、ガミラスそっくりの敵艦隊が上空から攻撃を加える。
バラン星で見つけられたデータから、千年前からの「ヤマト保存計画」を利用して地球連邦政府の転覆を図った人間が軍上層部の中にいることがわかった。 かつての乗組員と同じ遺伝情報(マトリクス)を持つクローンであり、しかも地球生還時までの記憶も催眠学習によって刷り込まれていたのだ。 自己のアイデンティティを喪失した乗組員たちに走る衝撃と動揺。 |
本当の敵
そこに現れたのが、暗黒星団帝国と名乗る謎の艦隊だった。 しかし、真田32世が こんなこともあろうかと腐食ガス体に誘導装置を仕掛けておいたのだ。ガス体を引き寄せて、ガス体と地球艦隊とで暗黒星団帝国艦隊を挟撃し、最後は波動砲の一斉射撃でガス体もろとも殲滅した。 |
エピローグこれで全てが終わったわけではなかった。ついに正体のはっきりしなかった暗黒星団帝国は、いまだにどこかで地球を狙う牙を研ぎ澄ましていた。 そしてヤマト乗組員たちは、先祖の記憶を超えるほどの戦いの中でしか自己のアイデンティティを確立することができないことを悟って、次の戦いに備えるのだった。 (完) |
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