ふたり最終更新日: 2003/08/24 |
■ まえがき ■
「ふたり」とは、2003年に日本テレビ「24時間テレビ」枠内で放送された2時間ドラマです。 事故で車椅子生活を余儀なくされる主人公を演じたのはTOKIOの長瀬智也。 その奥さん役で深田恭子。 リハビリ専門の病院で長瀬の先輩患者となる少女を演じたのは松浦亜弥。 |
■ ふたり ■【長瀬智也】つーことで、まずは長瀬くん。 ナレーションとかモノローグとかではところどころ滑舌が気になったけどね、 全般的にはよかったなあ。 淡々として抑えた演技で、要所で笑ったり泣いたり怒ったり。 メリハリがあってくどくない。 最初から最後まですんなり見られたし、なかなかカッコよかったんじゃないでしょーか。
この人、見せ方をわかった上でやってるよね。
まーなんつーか、テレビの連ドラで主役を張り続けてる人はやっぱ違うなあと思った。 残念ながら、映画ではヒットがないみたいだけど、、、 つーか、あまり映画の主役向きではないよーな気もする。 大きなスクリーンで主役を張るにはちょい“軽い”感じかな。。。 【深田恭子】
はい、ホリプロのフカキョンさんです。
なんか不幸のどん底に叩き落される役ばっかしのよーなイメージがある(笑)
「神様、もう少しだけ」で人気が出てからしばらくは連ドラ主役級って扱いだったけど、
その後は準主役級ってとこで落ち着いたのかな?
ちょっとね、台詞回しはまだまだ素人っぽいとこある。
でも、いい表情するんだよね。
だから全然OK。 カメラのアップがきたときに、表情で喜怒哀楽を素直に視聴者に伝えられる、 ってことで、この人もよかったんじゃないでしょーか。 【松浦亜弥】
あややさん。
明るく前向きに生きる車椅子少女を好演、てとこかな。
残念なことに、まだもう少し“演技してます”感が抜けきれてなくて、
長瀬くんとの絡みでの長台詞は明るく前向きに朗読してるよーな感じもあったけど。 自分の失恋を知った直後、相手に「結婚おめでとう」をいうとこでは、 ビミョーな作り笑いをするぐらいのほうが切なさが強調されてよかったと思う。 でも、相手が立ち去った後の本当に切なげな表情は大変よかった。 あれで、他に多少の瑕疵があっても全部OKだね。 とまあ、下半身不随でグレかかってた主人公にビミョーに影響を与える役どころで、 明るさと前向きさをドラマの中で振り撒いた彼女、十分合格点でしょー。 |
■ あとがき ■障害をテーマにしたドラマだったけど、視聴者を泣かせてやろうと狙ってるんじゃなくて、 全体的に抑え気味という感じだったのがかえって好感が持てた。 |
戻る |